SUSTAINABILITY

サステナビリティ

サステナビリティレポート
SUSTAINABILITY REPORT

サステナビリティ推進体制

当社グループは、事業成長はもとより、持続可能な環境や社会への貢献による持続的な企業価値の向上が重要な経営課題であると認識しており、 代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を経営直轄機関として設置し、全社横断的な取り組みとして推進しております。

サステナビリティ推進体制
サステナビリティ推進体制

同委員会では、当社グループの気候変動による リスクや経営改革の機会を中心としたサステナビリティに関する課題の抽出や目標の設定、活動内容の決定と実施及び評価と新たな課題の抽出等を行い、それをもとに社会課題の解決に向けた戦略を立案・実行し、透明性の高い情報開示を実施します。
サステナビリティ委員会での審議・報告事項については、必要に応じて委員長となる代表取締役社長から取締役会に報告され、取締役会決議事項と規定されているものについては、独立社外取締役で構成される独立社外取締役諮問委員会に諮問し、その答申を得た上で取締役会にて決定されます。
また、重要事項の意思決定にあたっては、独立社外取締役諮問委員会からの助言を受けた上で議論を進めることになっております。

ステークホルダーとの対話

ステークスホルダーとの対話
  • 顧客・ユーザー


    スピード感と創造性の強みを活かし、多くの人々に満足していただけるサービスを提供し続けます。
    • ユーザーフレンドリーなサービスの提供
    • カスタマーサポートや営業担当部門による顧客対応
    • メディアを介した広告宣伝活動による認知向上
  • 地域・社会
    地域・社会


    事業を通じた地域課題の解決による地方創生と持続可能な社会の実現に貢献いたします。
    • ソーラーシェアリング(耕作放棄地などの活用)
    • 災害支援活動(ふるなび災害支援)
    • 産官学連携による社会課題の解決
       (ふるさと納税地方創生協働ラボ)
  • 事業パートナー
    事業パートナー


    公正で透明な取引関係を確保することで、事業パートナーとの共存共栄の関係を構築します。
    • パートナーとの日々の事業活動を通じての対話
    • 地域企業・生産者との連携
    • Google社の認定パートナー(GCPP)
    • 反社会的勢力との関係の一切の遮断
  • 従業員
    従業員


    協力性の高さや熱量などの強みを活かしながら、人的資本投資により従業員の成長を支えていきます。
    • 育成/研修制度
    • モチベーション管理ツールの利用
    • コミュニケーション費用の補助や社内部活動の支援
    • 内部通報制度
  • 株主・投資家
    株主・投資家


    適時適切な情報開示により透明性の高い経営を推進するとともに、適切な株主還元を実施いたします。
    • 株主総会の開催や株主通信を通じた対話の実施
    • 東京証券取引所への上場
    • 個人投資家向け決算説明会
    • 機関投資家向け決算説明会 /取材対応
  • 政府・自治体
    政府・自治体


    法令を順守し、健全かつ適切な関係の保持とともに、社会課題解決に向けたパートナーシップを構築します。
    • ふるさと納税を通じた自治体へのマーケティング支援
    • 自治体との包括連携協定の締結
    • ふるさと納税協会副代表理事職を通じた制度の健全な発展に関する支援活動

社外取締役メッセージ

嶋聡

筆頭独立社外取締役
嶋 聡

  • サステナビリティ経営

    日本は少子高齢化や地方衰退、環境制約といった構造的課題を抱えています。これらの克服は企業の持続可能性と不可分であり、欧米型のESGに加え、日本的な「共生」や「調和」を重んじる経営が求められます。アイモバイルは、事業を通じて社会課題を解決しながら、企業としての成長を同時に実現できる会社です。利益の生み出し方が問われる今の時代だからこそ、社会的価値と経済的価値を両立させることが、私たちの目指すサステナビリティ経営です。

  • 人的資本経営

    「企業は人なり」。人を育てることが企業の成長につながります。松下幸之助氏が「製品をつくる前に人をつくる」と語ったように、経営の原点は人づくりにあります。
    アイモバイルの強みは、若手が挑戦できる環境と、フラットで多様性に寛容な文化です。今後は、経営戦略と人材戦略を一体で設計し、「人材育成こそ戦略である」という経営戦略と人材戦略思想のもと、人的資本経営を一層推進していきます。自立と共創を両立する文化を育み、一人ひとりの力を最大化する組織づくりが、持続的な企業価値の向上につながると考えています。

  • 環境への取り組み

    AI時代の到来に伴い、データセンター等の電力需要は増加しています。IT企業の成長には、再生可能エネルギーの確保が不可欠です。アイモバイルが「グリーンエネルギー事業」や「ふるなび電力」を通じて再生可能エネルギーに関わる事業に挑戦していることは、持続可能な社会づくりへの大きな一歩です。スタートアップ的な企業が自らエネルギーを「使う側」から「生み出す側」へ踏み出す意義は非常に大きく、日本企業全体が、地球の持続可能性という視点から転換を加速していく必要があります。

  • 会社の成長と持続可能性の両立

    サステナビリティ経営と成長は、決して相反するものではありません。むしろ、事業を通じた社会課題の解決こそが、新たな成長の原動力になります。松下幸之助氏の「水道哲学」が示すとおり、継続的に社会に価値をもたらす思想が、結果として企業の発展を導きます。大切なのは、固定観念にとらわれず、サステナビリティ経営を「制約」ではなく「可能性」として捉えることです。掘り下げて考え抜けば、成長の大きな鉱脈に必ず行き当たる——私たちはそう信じています。

  • 社外取締役の役割

    社外取締役の役割は、ガバナンスの整備にとどまりません。長期的・グローバルの視点から新たな価値観を経営陣に伝え、サステナビリティと企業成長の両立を支えることにあります。この信念を共有し、社会から信頼される経営を支えることが私の使命です。10年後に株主の皆様や従業員が「この会社に関わってよかった」と実感できるような企業文化を築いていきたいと考えています。

  • 最後に

    アイモバイルの取締役会はチームワークが良く、自由闊達な議論が行われています。取締役会は経営課題を議論する場であると同時に、新しい価値観や思想を提示する場でもあります。英国の元首相であるマーガレット・サッチャー氏の「すべては思想から生まれる」という言葉のとおり、あらゆる仕組みや制度においても、最初にあるのは思想です。サステナビリティ経営と成長は相反するものではないという思想を、私たちが実践で示していくことが、未来に必要とされる企業への道だと確信しております。固定観念を超え、柔軟に考え続ける姿勢こそが、持続的な成長を支える力になると信じています。

アイモバイルグループのESG経営

当社グループでは中長期的な視点で、ESG経営に取り組んでおります。
当社グループは事業成長はもとより、持続可能な環境や社会への貢献による持続的な企業価値の向上が重要な経営課題であるとの認識に立ち、当社のビジョンである「“ひとの未来”に貢献する事業を創造し続ける」の実現に向けて、社会課題の解決に取り組むとともに、中長期的な視点で、環境・社会・ガバナンスへの取り組みを強化し、ESG経営に取り組んでおります。

環境

Environment
環境

社会

Social
社会

ガバナンス

Governance
ガバナンス

株式会社アイモバイル サステナビリティレポート2025(2025年12月11日開示)

【日本語】(2025年12月11日開示)

i-mobile SUSTAINABILITY REPORT 2025(Disclosed on December 11, 2025)

【English】(Disclosed on Dec 11, 2025)